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【何が人をやる気にさせるのか?】
〜人生にスタンディングオベーションを贈るために〜
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こんにちは、吉江です。
先日、前回キャンセル待ちの方を対象にオーダーメードミーテ
ィングをいつもの横浜のスピリチュアルスポットで行いました。
(皆さん、ご参加ありがとうございました)
今回も色々な相談があったのですが、特に多かったのが
コンサルタントやコーチング、学習塾経営者や自己啓発会社
幹部の方々が、従業員やお客さまに対して、「いかにしたら、
相手にやる気を与えることができるか?」というご質問でした。
これは、指導や教育をする上において最も重要かつ核心的なポイ
ントだと思います。
いくら優秀なノウハウや戦利戦略、塾の先生ならば卓越した
指導をほどこしても相手(クライアントや従業員、生徒等)
、が主体的にやる気を起さなければ、すべてが馬の耳に念仏。
何事もまずは、相手の気持ちに火をつけることが大前提です。
数年前、私もこのような悩みを抱えていたときに、知り合いの
心理カウンセラーのカリスマIさんから、こんな話を伺ったこと
があります。
Iさんは以前、不登校の中学生をカウンセリングされていたそうです。
最近の不登校の子は、家に引きこもるので一層厄介なそうなのですが
、この女の子は毎朝、きちっと「行ってきます」と家は出て行きます。
でも、当然ながら学校には行きません。
近所にある田んぼで農家のおじいさんが野菜を耕しているところ
を、ぼうっと見てヒマをつぶしていたそうなのです。
するとその農家のおじいさんから「お嬢ちゃん、時間があるなら
一緒にミニトマトでも作らないか?」と誘われました。
その子もほかにやることがなかったので、おじいさんの誘いは
願ったり叶ったりでした。
女の子はその日1日、久しぶりに体を動かして労働の喜びを体一杯
味わいました。
その充実感は、しばらく忘れていた清々しいものでもありました。
その日から女の子は毎朝、家を出ては、おじいさんの田んぼに通い
始めたそうです。
しばらく経って、遂に女の子が育てたミニトマトが栽培されました。
そのミニトマトを食べたおじいさんが一言
「こりゃ、絶品だ!こんな上手いミニトマトを今まで食べたことがない。
お嬢ちゃん、あんたはトマト作りの天才だよ」
その翌日から彼女は学校に戻ったそうです。
心理カウンセラーのカリスマIさんが、いくらカウンセリングしても
動かなかったのに(笑)おじいさんの一言が女の子の心に情熱をとも
したわけです。(もちろん、Iさんのカウンセリング効果も有ったの
だと思いますよ。)
私は、この話を聞いたとき「やっぱり、そうだよな〜」と凄く嬉しく
なりました。
これは私の想像でしかありませんが、農家一筋(だと思います)
のおじいさんは、正直、過去にいくらでも美味しいミニトマトを
食べたことが有ると思います。
おじいさんは、この女の子に初めて声をかけたときからこの結末を
イメージしていたのではないでしょうか?
人間は誰かに認められたり、ほめられたり、頼りにされることに
無上の喜びを感じます。
従業員、お客さまはもちろん、大切な家族や友人にもこの思いやり
を向けてみたらいかがでしょう?
少々、偽善的(農家のおじさんの真意はわかりませんよ、本当に
極上のトマトだったのかもしれません)という批判は承知の上です。
そんなことよりも、それにより、相手に元気が出たり、やる気に
なってもらうほうがお互いに喜びを感じることが出来るのではない
でしょうか?
とはいえ、誰にでもミニトマトを作らせるわけにはいかないでしょう
から(笑)まずは自分の仕事を手伝ってもらう、あるいは自分が抱え
ている悩みや問題を相談してみる(先生や上司が相談してはいけない
なんて法はありませんから)、なんて所からはじめてみることをおス
スメします。
ちなみに、私もオーダーメードミーティングやセミナー、講演会
の後、あるいは本やメルマガで読者の皆さんからお褒め頂いたり、
感想を頂いた時、1番勇気がわき、自然に情熱がチャージされて
いくのを感じます。(暗に催促していたりして・・・笑)
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■今日のポイント■
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■人をやる気にさせるには・・・
■ほめて、認めて、頼りにしたり誠意を見せるのが1番効果的。
■早速、自分の仕事を手伝ってもらったり、抱えている悩みや
問題を相手に相談してみよう。
■そんな仕組みを会社全体に作ることが、組織を統一し、お客
さまを満足させる最良の方法になる。
(家族や友人の円滑なコミュニケーションにもぜひ活用して
みてください)
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