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【「出版やセミナーに血道をあげている人って信用できないんですよね」】

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超一流の年収を稼ぐスーパービジネスマンになる方法/トピックス
  
  【「出版やセミナーに血道をあげている人って信用できないんですよね」】

〜人生にスタンディング・オヴェーションを贈るために〜  

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  こんにちは、吉江です。


  以前、クライアントである東証一部上場企業の講演会&パーティ
  ーに参加した時のはなしです。


  守秘義務もあるので詳しく書けないのですが、夜のパーティー
  には誰もが知っている有名企業の経営者や恐らくそこがスポンサ
  ーなのであろう著名タレントも多くご参加されていました。
  (以前からファンだったOMさんとも談笑できて嬉しかったです・・・笑)


  日中はその講演会で「組織マネジメントで売り上げを2倍に増やす
  方法」をお話しさせて頂きました。


  これは私がコンサルタント先でよく取りあげる題材で、簡単に言うと
  経営者と幹部と社員で企業理念と目標の統一をはかり、それを
  分かりやすく顧客に伝えて価値感を共有化してもらおうという
  トピックです。


  その中で「経営者や幹部が本を出したり、セミナーをすることで
  社員には企業理念の統一を、顧客にもあなたの会社のこだわりが
  伝わりやすくなる、だから出版や講演も視野に入れた活動を経営者や
  幹部の方はされたほうがいい」というお話しも入れさせて頂きました。


  あまり準備をしていかなかった割には(S会長申し訳ありません、笑)
  おおむね好評だったと思うのですが、その夜のパーティーで
  著名な企業の幹部の方が私にこうおっしゃいました。

  
 「先ほど吉江さんは経営者や幹部に出版やセミナーをすすめてい
  ましたが私は反対です。

  出版やセミナー、それに私に言わすとテレビや雑誌の出演もそう
  ですが、そういうところに出てる人って信用出来ないのですよね。

  なぜそういうところに出ているか?ちょっと考えてみれば一目
  瞭然です。

  彼らはそういうところに出て自分をアピールすることでしか
  存在価値を示せない、いわば実力の無い人たちだからです」


  暗にというか堂々と、私のことを言われているみたいで
  (私はそれほど出版もセミナーも、ましてテレビ出演などして
  おりませんが、笑)少々耳が痛かったですが・・・


  誤解いただきたくないので最初に申し上げますが、ここで
  「皆さん、エリートの一流社員にこんな酷いことを言われたんですよ〜」
  となぐさめを求めているわけではありません。(笑)


  というか私のクライアント先にも「出版やセミナーなんて暇じゃないと
  やってられない」と批判的な人も少なくないですし・・・(笑)


  私の友人の友人である年商数十億の社長さん(この方のことは
  直接存知あげないですが)は「私のところにも以前は「○○ーの虎」
  、最近では「○○○の○明け」等のオファーが頻繁に来るけど
  そんなところに出て仕組みをペラペラ喋る輩は経営者失格だ」
  とおっしゃっているそうです。


  まぁ、この辺はポジションや個人の考え方もあるので何とも
  言えませんが・・・


  強く思ったのは「世の中には色々な人がいて考え方もそれぞれだな〜」
  ということと、


  どんな問題(物事)にも「これが正解」と言うものは無く、
  各々の立場や経験の違いから来る「解釈の相違」があるだけだと言うことです。


  考えてみれば幸せや不幸もそうです。

  
  たとえば今回の件でも「出版したりセミナーしたりする人」を
  「自分の好きなことをして楽しそうでいいな〜」「俺もやってみたいもんだ」
  と肯定的に捉える人もいれば・・・


  「それをしなければビジネスが成り立たないのだから大変だな〜、
  かわいそうな人だ」と不幸に感じる人もいます。


  中には「出版やセミナーを金儲けの道具に使ってけしからん」と
  憤る方もいるかもしれません。


  それらは全て価値観なのでどう思うのも自由ですし、
  その個人個人の中ではどう捉えようが、それで正解なのだと思います。


  ただし、それを「私は○○しないから(出来ないから?)、○○している
  人間はダメだ」と自分の意見を人に押し付けるのは「ちょっともったいないな〜」
  と思うのです。


  自分の意見にあまりにとらわれ過ぎて反対の意見をムキになって批判しても・・・


  大抵、意見を言われた相手の人からは「この人は人間の器が小さいな〜」
  とか「自分が出来ないから嫉妬しているのでは?」と思われてしまう公算が
  高くなります。


  もちろん、自分が信じる道を進み「出版やセミナーやマスコミ出演を潔し
  としない」というのも、それはそれで立派な選択です。


  ただし、そう思うのならば、自分が日常でそのような行動をとればいいだけ
  の話しで(そのほうがあの人は一貫していると一目置かれるでしょう)
  わざわざ「自分がしていないことをしている人は間違っている」と
  主張する必要はありません。


  さらに言うならば自分の考えと違う人の意見を1度素直に聞いてみて
  (根本的なところで理念や価値観が違うという場合は別ですが、)
 

  実際、自分でもその行動をとってみたら、もしかすると過去の自分には
  到底考えも及ばなかった革新的な未来が拓けたり、思わぬ機会やチャンス
  が訪れるということもありえると思うのです。


  反対に1度受け入れてみて、違和感を感じたら、それにより
  「私にはこの方法はあわない。やはり自分の直感は正しかった」
  という見識や審美眼の正しさを証明する自信にも繋がるのではないでしょうか。


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 ■今日のポイント
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■よく「○○は、自分がしていないから○○はダメだ!」  
 と吹聴する人がいるが・・・


■それはあまりスマートとは言えない。


■全てのことに正解はなく、あるのはあくまで個人の解釈だけ。


■もっというと自分が今までしていないからこそ1度やってみる
 という素直さや柔軟性がある人は強い。


■もしかしたら、その未知との遭遇があなたを幾何級数的に成長させる
 キーポイントになるかもしれない。


■1度受け入れてみて違っていても「やっぱりな、自分の直感は
 いつも正しい」という自分の見識や審美眼の証明にも貢献する。
 

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