HOME > メルマガバックナンバー > 【綺麗ごとも悪くない】

メルマガバックナンバー

【綺麗ごとも悪くない】

  こんにちは、吉江です。

 
 私の友人にほめ方の伝道師谷口祥子さんがいます。
 ⇒ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756913342/tyouitiryunon-22/ref=nosim/


 何か嫌なことがあってテンションが低いときでも
 彼女に会うと実に自然に気持ちよくティーアップしてくれる
 のでいつも元気になれます。(いつも有難うございます)


  もちろん、毎回毎回おべっかばかりだったり、反対に
  指摘しなければいけない点をうやむやにするのは
  よくないですが、ほめるというのは人間関係を円滑に
  する上でとても重要な役割を果たすと思います。


  言われたほうは、気分がよくなりますし、
  言ったほうも相手の喜ぶ姿にまた嬉しくなるもの。


  そのようなまわりには自然と幸せな波動が流れ、
  安心感や信頼感も生まれ、そんな心地よさから
  インスピレーションも冴え、柔軟でイマジネーション
  豊かなアイデアや公平で前向きな意見も数多く
  聞かれるようになることは想像に難くありません。


  一言のほめ言葉で身の回りの環境が上質に整うわけです。
  
  
  ごくまれに人からほめられても「そんな綺麗ごとを言うな」
  とか「そんなこと本当は思ってないんだろう」とシニカルに
  疑う人を見かけますが・・・


  これは自分にとって何のプラスにもなりません。


  「綺麗ごとを言うな」と言われて「さすが○○さん、
  私のおべっかを全てお見通しなのですね」とでも尊敬して
  もらえればまだいいのですが(笑)、
  

  大抵、このような人は「あの人は偏屈な人だな〜」
  「一緒にいても面白くない」「ほっとけ、ほっとけ」
  と疎まれてしまうものでしょう。


  そんな場合でも、素直に「有難う」とその言葉を受け入れて
  、仮に「お世辞だ」と感じたならば、そのお世辞を超えた
  人間になることを目指されたほうが余程建設的です。


  見え透いたお世辞にイラッときたら、それ以上の人間に
  なる努力をして、お世辞を言った人間を見返してやりましょう。
  (まぁ、ここまで戦闘的になる必要もないですが・・・笑)


  人生は色々な出来事がありますから些細なことに目くじらを
  立てずに、何でも自分に都合よく解釈してしまうほうがストレスなく
  いられますし、戻ってくるメリットも圧倒的に多くなります。


  ただ一つだけ気をつけたいのは、人に対してのほめ言葉は
  大いに奨励されることですが、自分に対する綺麗ごとは
  なるべく行動を伴うようにしたいと言う点。


  とてもお行儀のいい、優等生の発言をするのはいいのですが、
  その言葉を吐いた自分が全くそれをしていなかったり、
  まるっきり逆のことをしていては、その綺麗ごとは
  周囲から自分の評価を下げるマイナス言葉に成り下がって
  しまいます。


  折角の前向きな発言が自分の足を引っ張らないように
  自分の言葉の後には一貫性のある行動が伴うよう意識
  したいものですね。(自戒の念こもってます、笑)


  綺麗ごとを自分が言行一致の人となる宣誓や誓約の
  約束として使えば生産性も上がり、その後、得られる
  成果も最上のものになるはずですから。
  

  ●今日のメルマガはいかがでしたか?面白かった
   役立ったという方はワンクリックお願いします。
   ⇒ http://clap.mag2.com/chojoslath?0119


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■今日のポイント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■時々、ほめられると「綺麗ごとを言うな」とか
 「本当はそんなことを思ってないのだろ」と
 シニカルに捉える人を見かけるが・・・


■それは自分にとってなんのメリットもない。


■ほめ言葉は「有難う」と素直に受け入れて、仮に
 おべっかだと思ったら、その言葉以上の自分になって
 おべっかを言った相手を見返してやろう。


■何より自分に対する綺麗ごとこそ行動を伴わせなけれ
 ばならない。


■綺麗ごとを自分が言行一致の人となる宣誓や
 誓約に使えば生産性も上がり得られる成果も
 最上のものとなる。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    

□■□■編集後記■□■□

来週まで忘年会がぎっしち詰まっているのですが、
流行っている店とそうでもない店の差が年々激しくなっています。

よくよく観察してみると流行の店は年代よりも
お客さまの性格をリサーチして設計している気がします。  

お客さまは老若男女バラバラなのですが派手好きな
人が集まっていたり、逆に静かな人でかたまっていたり、
その人に向けたムードを表現できたお店が支持されています。

もし自分の店(企業)が流行っていないと思ったら
自分が1番集めたい人(いつまでも一緒にいて応援したい人)
のパーソナリティーを徹底的に調べてみましょう。

他の人には嫌われても構いませんので
その人が好む、「ここが私の場所だ」「ここにいると寛ぐな〜」
というムードづくりを徹底的に演出してみてください。