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超一流の年収を稼ぐスーパービジネスマンになる方法/トピックス
【焦らない気持ち】
〜人生にスタンディング・オヴェーションを贈るために〜
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こんにちは、吉江です。
今日のQ&Aはいつにも増して少々深刻なご相談です。
読者のS様より頂きました。
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以前、「人生はあなたの思い通りになるCD」を購入させていただき
ました。
今までの私の考え(何事もがまん・努力が重要)とは全く異なり、
物事の見方が変わるようなとても大きな発見がありました。
ありがとうございました。
PCに録音して、何度も聞きなおしています。
また、メルマガでも吉江さんの心情がよく感じとれ、
いつも楽しみにしております。
本日は、潜在意識のイメージの仕方について質問があり、メールさせ
ていただきました。
私は、昨年会社員を辞め、フランチャイズで学習塾を開校しました。
現在の状況はと申しますと、恥ずかしながら当初目標の半分にも
大きく満たない実績となっております。
運転資金も徐々に底をつきはじめており、妻や子どもには平静を保ち
接していますが、「焦り」が心の中をグルグルと回っている状態です。
潜在意識を活用しようとしていますが、悪いイメージの言葉を聞いたり、
現状の実績を見ると、マイナスの考えに戻ってしまいます。
自分の判断・責任で決断し、開業しましたので覚悟はしていたつもりです。
実は、私の父も自営業をしており、開業前私に「精神力がとても大事だ。」
といっていましたが、今になり父の言葉を身にしみて実感しています。
大変身勝手な質問で恐縮ですが、現状のマイナスの意識を
ほんの少しでも打破できるような思考の持ちかたを、ご指導いただけません
でしょうか?
このような後ろ向きな話をメールで書いてしまい、申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。
(後略〜)
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Sさんメールありがとうございました。
私も最近でこそ、ようやく良くなってきましたが、拙著
「サラリーマン長者」 http://tinyurl.com/e6e7y にも書いたように以前は
ビジネスが全く上手くいかず多額の借金を抱えている時期もありました。
ですからSさんのお心もちは痛いくらいお察します。
ご家族の前で気高く振舞うSさんの姿勢には心から頭が下がる思いです。
(私はそれすらできませんでしたから・・)
その上でアドバイスさせていただくと、Sさんが今、抱えていらっしゃる
「焦り」がすべての可能性の足枷となっていると思われます。
もちろん、最初は難しいと思いますが「いずれ何とかなる」「自分に解決できない
ことなどおこらない」と気持ちを切り替えることからおはじめになってみてください。
私の経験上でも個人の器を越えた事態は本当に起こらないものです。
得てして私たちはネガティブすぎることを考えてしまう習性があります。
もし嫌な気持ちが起こりそうになったら
瞑想、深呼吸、ウォーキング、ジョギング、水泳などなるべく体を動かすこと
(出来れば早起きして行う)、背筋と腰を伸ばし姿勢を正す、目線を上に向ける、
外出して雲や風や緑を感じてみる・・・
意識して情熱的でプラスの言葉をつかう、モチベーションの上がる本や音楽を
聴いてみる、ちょっと仕事を離れ部屋やトイレの掃除をしてみる、わざとゆっく
り堂々と振舞う、自分の愛しているものを思い起こす
今の自分の思考と逆の言葉をノートに書いてみる
(一度悪いことでも自分の正直な気持ちをノートに書いてみることも
心を整理して自分のモヤモヤや不安感を吐き出す上で効果があります)等のうち
二つか三つ、面倒と思わずにやってみてください。
これだけで大分心境に変化が訪れるはずです(今の気持ちのまま、上記のことを
やるのは確かに労力がかかるかもしれません、しかし、やるとやらないで以後の
効率が全然別のものなります)
その上で根本的な解決策も施さなければいけません。
ビジネスを成功させるにはなんといってもUSP(自社の強み、個性)
が大切です。
フランチャイズの場合、ここを明確にしないとお客様からは、その他大勢の
一つとしか思われません。
Sさんの今の仕事をやろうと思いたったきっかけ、仕事に対する志、理念、使命
意気込みをターゲット客に手紙やメールで語りかけることは出来ないでしょうか?
Sさんの熱い思いを知った親御さんや生徒さんの中から「ここの学習塾は他と違う」
と思う人が必ず現れますから、その人に向けて、まずはステップを小さく
無料電話、無料メール相談、無料学習体験を提案する形を取ると良いと思います。
学習塾の場合、以前は顧客リストを収集するために現役の学生に図書券等をプレゼ
ントしてクラス名簿を拝借するという方法が主流でしたが、今は個人情報保護法の
関係でこの作戦がとりづらくなってきました。
その場合は専門業者から顧客リストを購入するというのも一手です。
ちょっと調べてみたのですが学生専門にこのような顧客リスト業者があるようです。
http://www.1st-dm.com/03/index.html
【※実際に購入したことはないので、あくまで参考としてご覧ください】
良いリストが有れば、それだけで俄然道は開けてきます。(商工会議所などでも
取り扱っているところがあります)
後はインターネットの検索キーワード広告を使ってみると良いでしょう。
http://www.content.overture.com/d/JPm/ays/arp/index.jhtml?o=JP0186 (オーバーチュア広告)
https://adwords.google.com/select/?hl=ja&sourceid=awo&subid=ww-jp-ha-jpgen (アドワーズ広告)
生徒が新規で学習塾を決める場合、最初の行動はインターネット検索です。
私のクライアントの学習塾やマンション販売会社もヤフーやグーグルの広告枠を
購入して100クリックに1〜2件の成約を結んでいます。
ただし学習塾や住宅は1クリックあたりの単価が高いのです。
その場合、ニッチキーワード+地域名をお選びください。
(業種によってはキーワードに「口コミ」「業務用」(学習塾の場合は口コミ)と入れるのも
効果があります)
そのほかにも手立てはあるはずです。
教室が空いている日に他の事業ができませんか?
他の地域で上手く行っている塾と組んで(お願いして)何かできませんか?
長期的戦略も必要です。
既存の生徒さんをワンツーマンンで特訓して、良い成果を挙げて、それを成功例にチラシを作成する。
(あるいはマスコミ向けのパブリシティ戦略を立てる)学習塾の場合、生徒の成功に勝るUSPはありません。
基本的なことですが、セールスレターやチラシは自己体験式にして1.電話をか
けると〇〇が出て無料体験の案内をします。2.次に実際の教室で無料入塾体験
をしていただいて3希望があれば個別面談にうつります〜と言う実際にやるべき
順番を伝えてあげるとお客さまも安心して行動に移せます。
先日参加した経営コンサルタントの福島正信さんは「やるべきことはいくらでもある、戦略は行き詰らない、
心が行き詰ってしまうだけだ」と強い口調でおっしゃっていました(同感です)。
私の尊敬する本田宗一郎さんは「失敗というのは自分が失敗だと認めて、止めた時が失敗なのだ。
失敗することによって経験を積んで、より新しいことができる、それは失敗ではなく成功のプロセス。
成功へのプロセスであきらめたときに失敗がある。だから自分は死ぬまで失敗しない。
なぜかというと死ぬまでやり続ける覚悟があるから」(箴言ですね)
Sさん、気持ちを前向きにがんばってください。
心を強く持ち、目の前のことに全力でぶっかれば打開策は必ず見つかります。
この世に解決できない問題なんてありません。
セミナーCDでも言いましたが「神は私に何をさせたがっているのだろう?」
と一度、客観的に自分の内面に向けて質問してみるのも効果があると思われます。