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超一流の年収を稼ぐスーパービジネスマンになる方法／トピックス

　　【人間はいつか死ぬけれど・・・】　

　　　〜人生にスタンディング・オヴェーションを贈るために〜

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　こんにちは、吉江です。

　さて、本日のＱ＆Ａは少々複雑です。

　まずはご相談者の質問をご覧ください。

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吉江勝様

初めてメール致します。私都内の商社で営業をしておりますＴと申します。

私は現在30歳で○○歳年上の家内と二人で暮らしております。

（中略〜）

家内の家庭は裕福な家庭で元大手○○メーカー重役をされており、また、
私の実家は経済的に厳しい家庭で、結婚するためには、月給50万以上の
給料を得られる仕事でないとダメといわれ、営業の仕事を何社か経験して
まいりました。

まず、地元の○○○製品の会社に入社し、ある日常務の給与明細をみる
機会があり、46万という金額に常務になっても50万の月給が得られない
ことが分かり・・・

また、同時期に業務中に交通事故に巻き込まれ、免許が停止になり1年で
この会社を辞めます。

次に当時世間を騒がせた○○○に入社しました。　

動機はがんばれば稼げるといううたい文句でした。

入社して翌月○○○○の飛び込み営業をしておりました。

あさの7時30分から、夜の10時まで、土曜も夕方までとにかく飛び込み
営業をやった結果全国で一番になりました。

でも、それでもらった給料がたったの36万でした。

入社時の謳い文句が100万円も可能との事でしたので、全国で一番になっても
50万に満たないことにショックでした。

その後○○○を退社し、○○○の代理店として個人で○○○○を売るように
なりましたが、自分をコントロールできず、売上はさっぱりでした。

さっぱりというか自己管理ができず営業に出かけることもできませんでした。

（中略〜）

今、私は○○○○を輸入する都内にある50人程度の会社に勤務しております。
入社して5年過ぎましたが、まわりは、サラリーマン根性（非常に表現がわるく
てすいません）の甘えた人たちなので、入社以来、○○○○も英語も分かり
ませんが、5年間営業でTOPの成績を収めています。

順調に出世もし、いまでは、グループリーダーとして、年上の部下もおり、
会社の幹部会にも出席するまでになりました。

また、家内とも2001年に結婚しました。

長々と経緯を書いてすいません。。

吉江様にご相談したかったのは、私はいつか独立して起業をしたいと思って、
これまできたつもりなのですが、その意思が日々の生活に流されるまま薄らい
でしまうのです。

仕事を終えた夜や、休日は起業の為に準備をしようと考えて帰宅すると、
それが出来ずに、だらだらと時間だけがすぎてしまうのです。

また、以前○○○を辞めて、自分で代理店をやっていた時に自分をコントロ
ールできずに堕落してしまった経験が、いまでも自分を縛りつけ、独立する
ことに物凄く恐怖を感じます。

自分をコントロールし望む方向へ勇気をだして踏み出すにはどうしたらよい
でしょうか？

（後略〜）

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　恐らく、Ｔさんは、大変真面目でかつ自己成長する意識が高く、
　仕事も優秀な方なのでしょう。

　自分の本当にやりたいことが見つかれば、独立しても本来の
　営業力で必ず成功されると思います。

　しかし、この文章を拝見する限りで、私の独断を言わせていた
　だくと、起業することが、果たしてＴさんの本当の幸せになる
　のだろうか？と少々疑問が残ります。

　私には、Ｔさんの起業を志すという目的が、心からの希望のよう
　に思えないのです。

　本当に起業する気があるのならば、時間がだらだら過ぎると言う
　ことはありません。

　起業に対する止まらないエネルギーや期待感で体が勝手に動き出
　すはずです。

　朝早く起きるなり、休日を利用するなり、時間はいくらでも捻出
　できます。

　Ｔさんの起業を規制することは、元来、誰にもできないのです。

　だらだら時間が過ぎると言うのは、その現状を自分が受け入れて
　いるからに他なりません。

　何らかの理由でＴさんが自分にブレーキをかけているのです。

　それは過去に代理店で上手くいかなかったことに起因しているかも
　しれませんし、ビジネス以外の他のことかもわかりません。

　Ｔさんの場合、まず、自分自身を規制する本当の理由を見つけ出す
　ことが先決です。

　それには、以下の問いかけが有効になると思います。

　１．今、自分が本当に解決したいことは何だろう？

　（その上で自分の本当のやりたいことを見つける、または真の問題を
　発見するプロセスで本当の目的が見えてくる）

　２．それをなし得たとき、心から満足を得ることができるだろうか？

　３．そのために他の事を犠牲にする覚悟はあるか？

　１を見つけ出し、２，３の答えがＹＥＳならば迷うことはありません、
　はじめてしまうことです。

　始動すれば、必ず加速がつきますし、やらなければならない責任感や
　義務感も発生します。

　時折、義務感で仕事をしてはいけない、仕事はワクワクするものだと
　言うおめでたい意見をきくことがありますが、私は少々違う意見です。

　そもそも義務感も責任感も無い仕事なんて、誰からも期待されていない
　虚業に過ぎません。

　一流の仕事をする人は皆、努力して、経験して、失敗して、のた打ち回
　りながら、1歩1歩力を付けて、普通の人には及ばない発想力や行動力等
　のスキルを獲得します。

　成功している人は、例外なく目の前にあることに全力を注いでいる人なの
　です。

　今を大事にすれば、その成果が時を得て、自分に返ってきますから、将来
　に不安を抱く理由も無くなります。

　いや、厳密に言うと、人間には100パーセントということは有りませんので、
　そこまでしても必ず失敗します。

　それは、人間は皆いつかは死ぬのと同じです。

　だからって、世の中の人全員が悲観していないでしょ？（だから人間は
　基本的にネガティブなんだという人がまれにおりますが、それでも多く
　の人間はそれを乗り越えて毎日を懸命に生きています）

　皆、必ず失敗するのですから、それを必要以上に恐れることはありません。

　その失敗を最小限に抑えるリスクヘッジを考えながら、あくまで自分を信じ、
　やりたいことをはじめる、またはやりたくないことを捨てることが、充実感や
　満足感あるいは心の調和を手に入れる最良の方法なのではないでしょうか？