あきらめなかった あるカウンセラーの物語 執筆:矢場田 勲
「このまま進むべきか、やめるべきか、どうしたらいいですか?」
会社勤めしながら、
カウンセラーとして起業後、
一生懸命頑張ってはいるものの、
思うように集客ができない。
こんなとき、心が揺らぎますよね。
普段から相談されている
カウンセラーの小林ゆきやすさんも
心が揺らいでいました。
予約が入らない時は、精神的に辛くなります。
でも、
予約が入れば入ったで、
嬉しい反面、日程調整に気を遣います。
そして、
働きながらのカウンセリングなので
体力的にもしんどくなっていきます。
なので、
これ以上、しんどくならないように、
無意識のうちに集客のブレーキを踏んでしまうようになります。
そうすると、
実際に人が集まらないという事態に陥ります。
そうなると、
また焦りや不安という
ネガティブ感情に揺さぶられるようになるという状態に。
「集客したいけど、集まっても辛い。
でも集客したい」という
心の葛藤で
どうしたらいいかわからなくなってしまうのです。
もう完全に
悪循環にハマっています。
こういった悪循環の状態のままで
いいわけがありません。
そこでどうしたか?
・・・
—————————————
まずは、感情、
そして現状を丸ごと
否定することなく受け入れます。
—————————————
幸いなことに
お互いカウンセラーですから、
感情や現状を受け入れるのは得意です。
その上で、
集客の打ち手をコツコツとやっていきます。
ここで大事なのは、
《正しい打ち手をしっかりやり通せる》か、
ということです。
間違った打ち手を一生懸命続けても
それこそ
いつまでたっても芽が出ません。
あるいは、
《正しい打ち手だけど
行動が足りていなかった》ら、
それも芽が出ません。
会社勤めとカウンセリングの両立も
やり続けていくと
徐々に体が慣れてきます。
私たち2人の間で
よく出てきたキーワードがあります。
それは・・・
「あきらめなければ、必ず芽が出る」
というものです。
心が折れそうになったことは
一度や二度でもすまないでしょう。
心が下降線をたどった時に
なんどもこのキーワードを確認しました。
そして、、、
一定の売上に達した時に
思い切って会社を辞め、
カウンセラー一本に絞りました。
会社を辞めると
再び心が揺れます。
この心の揺れは
同じ経験をした誰もが
味わうものでしょう。
でも、
それも徐々に慣れてきます。
そして、
勤めていた時間が
そのまま集客や売り上げアップの施策に
つぎ込めるようになります。
結果として
売上もさらに上がっています。
カウンセリング経験をつんでいたので
本人も気づかないうちに
実力も相当ついています。
ずっとそばで見てきたわけですが、
あらためて
あきらめない心を教えてもらったことで
私としても
勇気をもらえたんですよね。
成長スピードは千差万別。
あっという間に売れっ子になる人、
じっくりじっくりと歩みを進める人、
苦戦してもあきらめないで、そして芽が出てくる人、
いろんなパターンがあります。
成功するための手法を学ぶことはもちろん必要ですが、
実際起業する人が参考になるのは、
《失敗談》なんですよね。
それをどう乗り越えたか。
こういう話をたくさん聞いておくことで、
貴重な財産となり、
《あきらめない気持ち》が着実に根を下ろします。
【本日のまとめです】
心が揺らいで辛い時、
まずは《感情と現状を
否定することなく丸ごと受け入れる》。
この時、一人でもいいのですが
誰かに聞いてもらう方がいいですね!
そして、
《正しい集客の打ち手》を
《適切な行動量》で行うこと。
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