カウンセラー起業:「助けて」が言えるようになる真の価値とは? 執筆:矢場田 勲
「人に頼ることができないのですが、
どうすればいいですか?」
こんにちは、矢場田つとむです。
安心安定カウンセラー起業という講座で、
受講生さんから
こういったご相談をいただきました。
大前提として、
一人で頑張ることは当然必要です。
ですが、
人に頼った方がいい場合もあります。
一人で悩んでいたら1ヶ月かかることが、
人に聞いたら
あっという間にクリアできることもあります。
その上で、
「人に頼ることができないのですが、どうすればいいですか?」
というご相談に戻ります。
結論を言うと、
「助けを求める」ことは、
「人を助けている」のと同じです。
これがわかれば、
人に頼ることができるようになります。
「助けては、人助け?」
一体どういうことなのか、
解説していきますね。
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助けを求めることの心理的障壁
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助けて!が言えない人に話を聴くと、
助けを求めることに
罪悪感を持っていることが多いです。
どうして罪悪感を持つのか?
こんなことで相手の時間を使うというのは
迷惑だと思うからです。
だから、
人に頼らずに一人で頑張っているのです。
相手のことを考えること自体はわかりますし、
むしろ必要なことですよね。
でもここではひとまず、
罪悪感が助けを求めることを止めている
ということだと思っておいてください。
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カウンセラーとしての視点
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特にカウンセラーを目指す方は、
人の悩みに耳を傾け、サポートすることに
大きな喜びを感じます。
要は人を助けることが好きなのです。
人助けをする側のメリットとして、
自分が他人の役に立っていると
実感することができるので
自尊心や自己肯定感が高まります。
自分自身の成長にも
つながるわけです。
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逆の視点で考えると・・・
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逆の視点で捉え直してみましょう。
助けを求める行為というのは
相手にどういうメリットを
もたらすのか?
相手に人助けをする機会を与える
ということは、
相手に自信を与え、
彼らの自己肯定感を高める機会を
提供しているということです。
これは、相手への貢献でもあるのです。
わかりやすくするために、
あえてキツい表現をしますが、
助けてを相手に言わない(あるいは言えない)
ということは、
相手が自己肯定感を高める機会を奪っている
ということになります。
もっと言えば、
自分は成長していいけど
他の人たちは成長させないよ、
ということになります。
(キツい表現で申し訳ない)
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子育てにおいての過保護、過干渉
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子育てでは、
過保護、過干渉という言葉があります。
必要以上に子どもを助ける。
先回りして、
子どもが失敗しないように手助けをする、
ということです。
子どもの成長の機会を
親は良かれと思って奪っているわけです。
単純に言うと、その子どもが
自立しないといけない年齢になったときに
能動的に行動できない子になります。
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事例
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安心安定カウンセラー起業とは別に
私はインナーフォースという講座を
開催しています。
そこでは、
新たなカウンセリングコースを生み出したり、
新しい講座をつくるための
思考法を学べます。
そこで、
新しい講座を立ち上げたカウンセラーがいます。
当初は一人の力で
解決しようとしていましたが、
他のカウンセラーにアドバイスを求めたところ、
新たなアイデアやサポートを
得ることができました。
この経験は、
助けを求めることの価値を教えてくれます。
また、そのカウンセラーに
アドバイスを提供した人たちも、
自分の知識や経験が役立つことに喜びを感じ、
自己肯定感が高まります。
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まとめ:
助けを求めることは
自分も相手も成長させる
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今回は、
助けを求めることの真の価値
についてお伝えしました。
人を助けることも、
助けを求めることも、
お互いにとって
大きなメリットがあります。
特に助けを求める勇気をもつことが、
自分だけでなく、
周りの人の成長にも役立ちます。
カウンセラーや起業家として成功するためには、
この双方向の関係を
大切にすることが重要です。
お互いに支え合い、
成長し合うことで、
より充実したキャリアを築いていきましょう。
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