カウンセラー起業の2大不安とは!? 執筆:矢場田 勲
本気でカウンセラーとして起業を決意した時、
2つのことが不安になってきます。
1つは、カウンセリングのスキルについてです。
「勉強はしてきたけど、はたして実際にクライアントが目の前に現れて、
悩み事を伝えてきたときに、ちゃんとカウンセリングができるのだろうか?」
という不安です。
もう一つは、実際に開業したら直面する問題です。
「全然クライアントがやってこない」「こんなはずではなかった」という集客面の不安です。
そして、またこう思うのです。
「もし、クライアントがきたら、ちゃんとカウンセリングできるだろうか?」
というスキルの不安です。
この不安がグルグル回り出すと、とてもマズいわけです。
集客したいけど、いざ予約が入っても困るという矛盾した状態です。
無意識化では、集客したくないという働きがあるのです。
実は10年以上前ですが、私自身もこの集客の悪循環に陥っていました。
この悪循環を断ち切るために私は3つのことを意識しました。
どんなクライアントが来ても対応できるようにテンプレートを作っておくこと。
次にカウンセリング初回60分のペース配分を作っておくこと。
最後にクライアントが実際に予約を入れてから、
カウンセリング当日までの趣味レーションを徹底しておくこと。
不安をとにかく減らしたいわけです。
不安を減らすことで、集客活動のブレーキを外すことができます。
私の場合、うつ専門で始めたので、うつ用の資料を用紙するようにしました。
初めて来られる方に対して、まず最初に見せる資料です。
しゃべりやすいクライアントが来た時はいいのですが、どうしても人間ですから波長が合わない人もいるわけです。
でもこちら側はプロですから、できるだけ安定したカウンセリングをしたいわけです。
そのために資料を用意しておくことで、私自身も安心することができたのです。
さらに、1回のカウンセリングの時間配分も大切です。
クライアントさんも個性豊かで、もう自分のペースでどんどん話を進めていく人もいるのです。
これはカウンセリングじゃないなというくらい、まとまりがないものになってしまうことがあります。
そうならないために、あらかじめザックリとでいいので時間割を決めておくのです。
ガチガチに決めた通りにはやらなくていいですが、
でも一通りつくっておくことで、やはり安心感は違ってきます。
そして、最後はクライアントが実際に予約を入れてから、
カウンセリング当日までの趣味レーションを徹底しておくことです。
自分がお客さんになったつもりで、自分のWEBサイトを訪れ、予約や問い合わせをしてみます。
電話、メール、今ならLINE@。
いろいろなシチュエーションで試してみて、何が必要なのかをしっかり把握します。
そして、一つずつ準備していくのです。
この辺があやふやだと、いざ集客しようとしたときに、
準備が整っていないことで、思い切れないのです。
「いざ予約が入っても困るな~」という無意識のブレーキがかかってしまうのです。
今回は、カウンセリングスキルの不安や集客の不安を
いつもとは別角度から解消していく方法をお伝えしました。
でも実際にこういった不安をそのままにしておくと、
思い切った行動ができないなってしまうのです。
ぜひ、余計な重荷は早めにおろしておきましょう。
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