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「お客が来ない」状態から抜け出すシンプルな方法 執筆:矢場田 勲

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「もうどうしていいのかわからなくなってきました」

 

カウンセラー起業後、自分なりには集客を頑張ってきた。

でも、なかなかお客様から申し込みがない。

ホームページを改良してはいるものの、どうしていいのかわからなくなってきた。

 

ザックリ言うとこのような状況です。

こういった悩みを抱えている人は少なくないと思います。

 

改良を重ねていくうちに、少しずつお客様がやってくるようになるケースもあれば、

改良しても全然やってこないというケースもあります。

 

いやむしろ、改良どころか改悪になっている場合もあるので気を付けたいところです。

 

ドツボにハマっているパターンから抜け出すためにはどうしたらいいのか?

 

それは・・・

 

 

《シンプルにしてみる》

 

言葉だけ聞いたら、あっけないです。

 

でも、改良を加えるたびにどんどんホームページが複雑になってしまっている人がいます。

複雑になると、ホームページを見る方は疲れてしまうんですよね。

 

複雑になっている原因として、次のことがあります。

 

1)難解な言葉や表現が多い

2)ホームページの構成がわかりにくい

 

 

まずは一つ目、「難解な言葉や表現が多い」。

 

申し込みがないことで焦りが出てしまうのか、無意識のうちに心理用語を使うことが増えてしまいます。

これは心理を学んでいる人であれば、最も気を付けないといけないことです。

一般人がわかる言葉なのか、わからない言葉なのかが、自分では判断できなくなっていると思っておいた方がいいでしょう。

 

一般の人は、心理用語を見慣れていないので、意味がわからない言葉に出くわした時点で、心がシャットダウンします。

 

いったん、心を閉ざしてしまうと、もはや何も言葉が入ってこなくなります。

 

心理用語は使わずに、中学生でもわかるような文章を書くことをしっかりと意識していきましょう。

 

もし、身近に中学生くらいの子がいれば、言葉の意味が直感的にわかるのか、確かめておくことです。

 

中学生くらいの子がいなくても大丈夫。

大人の友達でもOKなので、確かめておくことが肝心です。

 

 

文章が複雑になってしまう原因として次のこともあります。

 

それは、1文がやたら長いということです。

1文が長いと、1回サラッと読んだだけでは理解できない。その可能性が高まります。

 

ひどい場合は、書き手の方も「なんだか何を言いたいのかわからなくなってきました」と言うケースもあります(笑)

書き手が混乱しているのですから、読み手はもっと混乱してしまいます。

 

こういった場合どうしたらいいか?

 

こういう場合は、

無理やりでもいいので句点を入れて、いったん文章を切ってみることです。

 

文章は大胆に短くしても、たいてい問題ありません、

むしろ、サクサク読める文章になります。

 

1文が長くなりすぎて、

「よくわからない」「難しい」「私にできそうもない」と思われたらアウトです。

 

なので

「そうか!」「わかりやすい!」「私にもできそう!」と思ってもらえる文章。

短くて、わかりやすい言葉遣いを心がけましょう。

 

 

さて、もう一つ。

もう一つの複雑になってしまう原因はこちら。

 

「ホームページの構成がわかりにくい」。

 

端的に言うと、クライアント目線になっていない、ということです。

 

本来はクライアントが知りたいことが、ホームページに載っている必要があるのです。

ですが、カウンセラーが言いたいことばかり言っているなという印象です。

 

自分目線でホームページを作ると、クライアントからはホームページの構成がわかりにくいことになります。

 

 

「なんだか自己アピールばかりしてくるな~」「何が言いたいのかわからないページだな~」「私には関係なさそう」と思われたら、すぐにホームページを去ってしまうのです。

 

これだと

改良を重ね、ページが増えれば増えるほど、「自分が自分が」という印象が強くなってしまうのです。

そうなると、どのページを見ても読み手としてはうんざりしてきます。

 

こういう状況は避けたいですよね。

 

クライアントは、

「今の悩みをなんとかしてくれる人や情報はないかな?」と無意識化で思っています。

「私に必要なものだ!」と思ってもらえるホームページにしていく必要があるのです。

 

そのためには、どうしたらいいか?

 

これも心理学に精通していない友人に見てもらうといいでしょう。

 

内容がわかりやすいか、

申し込みをしたくなるか、

申し込みするところまで迷わず行けるか、

といったところをチェックしてもらうといいですね。

 

相手がいることですので、独りよがりには絶対なってはいけないということです。

 

自分で自分のことは見せません。

自分だけで考えていてもドツボから抜け出すことは難しいので、周りの人を上手に活用しながら、改悪ではなく改良していけるようにしていきましょう。

 

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992 矢場田 勲

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