起業家に求められる思考法「建国の理想、三種の神器」 執筆:西岡 隆博
みなさま、はじめまして。
西岡隆博です。
はじめまして、の方は
是非プロフィールもお読みに
なってください
↓
今回のブログでは
「建国の理想、三種の神器」
について、お話ししたいと思います。
会社や個人にも追い求める
理想とする姿があるように、
日本という国にも、
建国の理想があります。
初代天皇である神武天皇が、
建国の理想として宣言されたのが
「慶びを積み 暉を重ね
正しき道を養わんがための国をつくりたい」
です。
まずは国民が飢えることなく
豊かに暮らすことでき、
尚且つ、精神的にも豊かで、
人の道を貫いた社会を作りたいという宣言です。
私たち日本人が常に意識しなければならないもの、
それが建国の理想です。
建国の理想は三種の神器で表現されています。
<慶を積み=玉>
腹が減っては戦ができぬではありませんが、
満足に食事を摂ることができず、
飢え苦しんでいる状態では、
理想の実現など夢のまた夢です。
ですので、まずは
「飢えることなく、
豊かで健康的な
食事ができること」
これを現代風に直すと、
「経済的に豊かであること」や
「人々が健康的な暮らしができること」等
が挙げられると思います。
この「慶を積み」を玉で表しました。
次に
<暉を重ね=鏡>
単に満足な食事や経済が
豊かであればいいよというわけではなく
なんのために生きるのか?
自らの生きる意義や目的を明確にし
精神性を高める努力をしながら、生きていくこと。
これを鏡で表しました。
特に日本人は精神性を高めたいと思う民族です。
また神社には必ず鏡がありますね。
鏡は自らと向き合い、省みて、反省する。
そんな役割もあります。
神社にある鏡の役割は、自分自身と向きあいましょうという
神様からのメッセージなのですね。
そして最後に
<正しき道を養わんがために=剣>
「正しき道を」とは、道義一貫です。
人の道が正しく守られた社会の
実現を目指しています。
権力やお金にモノ言わす金力や、
力にモノ言わす暴力が支配するような
世の中には、まともな人は住むことはできません。
人として豊かに暮らせる社会作り、
これが三種の神器が意図することであり
皇位継承時には必ず引き継がれる宣言です。
日本の国づくりの基本は人です。
人づくりこそが、国づくりなのです。
どこまでも人格の向上をベースとした、
理想の国づくり
それが日本。
一部の選民と奴隷の関係に
ある欧米の考えではなく
異なりを認めながら一つを
自覚する繋がりを大切にする国。
その象徴的存在が家族であり、
家族原理が国レベルにまで反映され
国家となったのが日本です。
ですので、本来、日本人の団結力は
半端なものではありません。
いざという時の一つにまとまる力は、
素晴らしいものがあります。
そこが日本の家族主義と欧米の個人主義との違いです。
私の根底にある考えは、
大元である国が望む姿と
自らの望みが合致することにあります。
勝ち組、負け組といった、
欧米の価値観が当然のごとく乱立している
現在の日本は、破綻への道を歩みだすと思います。
いや歩みだすのではなく、
既に何年も破綻への道を歩き続けているのです。
いい加減、目を覚ます時が来ています。
建国の理想からかけ離れた行為や、
価値観は長く続きません。
みなさん!「建国の理想を実現する」という大志を抱き
人生を歩いて行こうではありませんか!
その為に、お金に価値観を置いた
欧米的成功哲学ではなく、
人の幸せに価値観を置いた
考えを身につけてみませんか?
あなたが人生の道中で、迷い、
もがきながらも身につけたもの
それが道徳。
高い道徳心を一生かけて
模索しながら身につけていくこと。
身につけた道徳心を根底に、
循環型社会の中で何ができるのか?
考え、行動に移す。
これが神道の心得です。
神道には仏教やキリスト教と違って、
教典がありません。
つまり、あらかじめ準備された答えは
神道にはないということです。
だから道なのです。
自分で気づき、学べというのが神道の考えなのです。
だからこそ、異なりを認めながらも
一つを意識する社会の実現ができたのです。
答えがある場合、答え以外は許せない存在になります。
この考え方では、争いごとしか生まれません。
既に薄々気付かれていると思います。
今の日本は何かがおかしい・・と。
そして、いつまでも続くはずがないということも。
今、日本は過渡期を迎えています。
欧米化の波は弱まり、
本来の日本を取り戻す方向に
エネルギーは傾いていくと思います。
そんな時だからこそ、世の中を少しでも
明るく照らす光源になってくれればと思います。
私達大人だけではなく、
子供達にも伝えたい生きる糧となる言霊の数々。
これから少しづつですが、
お伝えしていければと思います。
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