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マイナス金利時代の資産作りの考え方 執筆:川淵 ゆかり

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皆さん、こんにちは。

ファイナンシャル・プランナーの川淵ゆかりです。

 

私のプロフィールはこちらです

 

2月にマイナス金利が導入され2ヶ月が経ちました。

皆さんはこのマイナス金利をどう感じましたか?

 

「もう前から預貯金にはほとんど利息が付かないんだから関係ないよ。」

「住宅ローンの金利が下がるんだからいいんじゃないの?」

と、お感じでしょうか。

 

利息や金利の感じ方で将来の資産残高が

変わるといったら信じられるでしょうか?

 

 

まず、預貯金の考え方ですが、

「お金を預けている。」という考えを捨てるべきです。

 

 

「預けている」という考え方だと

利息がほとんど付かなくても

「仕方がない。」という考えになってしまいます。

 

これからは、

 

「預けている」ではなく、

「貸している」と考えてみましょう。

 

銀行は皆さんから集めたお金で

国債を買ったり企業への貸し出しや

住宅ローンに使っていますが、

これらの資源を私たちは貸しているわけです。

 

逆に銀行から資金を借りることを考えてみましょう。

車のローンや住宅ローン、金利が低いとはいえ、

年に数%の利息は取られるはずです。

 

例えば、定期預金の金利は0.02%、

普通預金の金利は0.001%としましょう。

住宅ローンの金利などは

この金利の100倍~1,000倍ではありませんか?

 

「貸している」金利と

「借りている」金利には

非常に大きな差があります。

 

つまり、「私たちの資産は減らされている」(!)

と考えるべきです。

 

このように考えると、お金の預け先(投資先)も

慎重に選ぶでしょうし、

住宅ローンも「金利の低い今がチャンスだから」と

目いっぱい借りたりしないでしょう。

 

考え方を変えることで、

資産を残せる人になりましょう。

 

特に、今は退職金や公的年金など

アテにはできない時代になってしまいました。。

 

将来の生活につまづかないためにも、

個人資産を減らさない、

殖やしていく努力が一人一人に必要になってきます。

 

それでは、また。

 

82 川淵 ゆかり

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