弱み上等!!! 執筆:夏目 俊希
こんにちは!
いいトコ探しで、仕事をやりたいことに変える
「イイトコブランディングの夏目」です。
簡単に自己紹介させて頂きます。
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氏名:夏目 俊希(なつめ・としき)
千葉在住、愛知県豊橋市出身、
1965年生れ、ヘッドハンター、ビジネスコーチ。
15年間で10000人以上のキャリア相談、面接に携わる。
「いいトコ探しで、仕事をやりたいことに変える」
をコンセプトに転職相談、キャリア相談を行う。
転職成功率80%! 相談者がいいトコを面接で活かした結果、成功者続出!
残りの20%の多くは、仕事がやりたいことに変わったため転職をやめた人も。
これまでは口コミや紹介で依頼を受けていたが、
有事の転職相談はもとより、平時のキャリア相談を今後はメインに
「転ばぬ先の杖」としてやっていこうと思っている。
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「あなたの弱みはなんですか?」
強みではなく、弱みです。
私が最初に聞く質問です。
「強みを活かせ!」 「弱みを克服しよう!」
世の中は、強み全盛。
強みを明確にして、活かせば、転職も、起業もバッチリ。
本当にそうでしょうか?
私がこれまで会ってきた多くの人が、
「私には強みなんてない」 とか
「強みを持ってる人はそもそも成功してる人ですよね」なんて
言って、諦めてます。
もちろん後ろ向きなことでは何も始まりません。
でも例えば、地道に頑張ってきた人に
いきなり「あなたの強みは?」と聞いても
果たして明確に答えられるものでしょうか?
実は、私も以前、
「あなたの強みは?」ってやってました。
今でも覚えているのは、
「強みがないといけませんか?」
と訴えてきた女性の悲しそうな表情です。
「弱みだったら、どうしても直せない弱みだったらあります」
そう話してくれたこと、忘れられません。
「あなたは自分の強みを語れますか?」
「自分の強みを活かしてますか?」
もし自信をもって答えられるのであれば、この先は読まないで結構です。
「強み難民」の人にこそ、ぜひ読んでいただきたいと思います。
私は、ヘッドハンターをしています。
企業に依頼されて、必要な人を見つけて、紹介することが仕事です。
今、私はこの仕事を天職だと思っています。
なぜなら、この仕事は私にとってやりたいことであり、
私のいいトコが活かせているからです。
私のいいトコって?
あとで説明しますが、私のいいトコは、私の弱みに由来します。
私の弱みは、劣等感!!!です。
今でも周りの人を見て、自分よりいいトコが見つかると
「あの人はあんないいトコがある。自分にはない。だから自分はダメなんだ」
こんなことを自然に思ってしまいます。
思い返せば、学生時代、進学校だった私は、学年でも後ろから数えた方が
早い位の成績で、クラスでも目立たない存在でした。
そんな私が、巡り合った仕事が、転職相談、キャリア相談、そして、面接官でした。
特に、面接官として、1時間位候補者の話を聞くのですが、私がしていたのは、
候補者の「いいトコ探し」でした。
でもそれは、当初、
「この人にはこんないいトコがある。成功するだろうなあ」とうらやましく思い、
「でも自分にはできないだろう。だからダメなんだ」と自分確認。
それが、いつしか、目利きのように候補者から感謝され、
面接で落とした人からも「自分の進むべき道が分かった」とお礼状が届いたり。
「なぜ?」
「俺、なんかすごいことした?」
面接対策だからと面接官にうける返答をし、自分に「化粧」をしても、
自分らしくない。それよりも、
「自分らしさ」が評価されたら、嬉しい!
「自然体」の自分が認められたら、頑張っちゃう!
私がやっていた「いいトコ探し」は、結果として、やる気まで高めたようです。
自分の劣等感を確認するためにやってた「いいトコ探し」が、人の役に立つ!
自分の「弱み」が、実は、武器になる!
そう思える瞬間でした!
今では、
「あなたのいいトコって、○○だよね。それアピールしてごらん。面接受かるから」
「あなたのいいトコ、成果につながってない?今の仕事、向いてると思うけどね」
みんな、 ワクワクして、早く動きたくてしょうがない、そんな感じです。
私は思います。
人は必ず「いいトコ」を持っている。
それは、苦労した人ほど、頑張った人ほど、間違いなく、その人の中にある。
そして、実は、「いいトコ」のヒントは弱みにあったりする。
なぜなら、強みはなんとなく感じることかもしれないけど、
弱みは時に強烈に その人を苦しめたり、傷つけたりする。
でもだからこそ一度しっかりと自分の弱みと向き合うことで、
自分らしさに出会ってみてもいいのではないでしょうか?
「自分らしさ 」をポジティブにとらえると・・・強み 「なんとなくできちゃう!」
「自分らしさ」をネガティブにとらえると・・・弱み 「ついついやってしまう!」
「強みと弱みは表裏一体」と言われます。
実は、どちらも大本は一緒なんじゃないかと私は思います。
表に出る姿で強みになったり、弱みになったり。
だったら、より強く感じる方、気になってしょうがない方に
フォーカスをあててみませんか?
場合によっては、思い込んでいるだけで、あっという間に、
いいトコが見つかるかもしれません。
もちろん弱みが元で、散々苦しめられたからこそ、
なかなか受け入れられない人もいるでしょう。
「弱みだから目をつぶりたい!」
「弱みは避けて通りたい!」
「弱みがいつも足を引っ張っている!」
弱みは悪者でしょうか?
弱みは本当は自分らしさを表す鏡かもしれません。
弱み上等!!!
あなたが弱みを活かして、自分のいいトコを見つけ、磨き、活かせたとしたら。
あなたの弱みが武器になる、私はそう信じています。
このブログは、私がこれまで面接した、転職相談に乗った、
キャリア相談に乗り続けた 人たちのドキュメントをつづっていこうと
思います。
もちろん個人情報は伏せて。
でも伝えたいことは生々しく。
あなたが自分と同じだと思えるエピソードもあるかもしれません。
逆に、あなたとは違うものばかりでいつになったら出会えるのかと
お待たせするかもしれません。
そんな時は、ぜひ、リクエストをください!
紙面相談もアリかもですね。
あと弱みって、言葉にできないこともあるんですよね。
なんとなく、こんな感じとか。
私もなかなか聞き出せないことも少なくないです。
もちろんいきなり聞かれても答えられないこともあるでしょう。
時には、予定の1時間を過ぎても全く分からなかった人もいました。
これまでの最長4時間!!!
面談が始まって、私もいろいろと聞き出そうとしました。
強みでも弱みでも自分らしさでも、そのどれでもない、もう訳が分からない
そんな感覚に陥ったのを覚えています。
でもその人はのちに、素晴らしいその人らしさを見つけて、いい転職を
していきました。
どうやったのか?
このエピソードはいずれまた。
また弱みが実は強みだったのに、勝手に弱みと言われて封印していた
ちょっと気の毒だった人の話。
私が面接官だった時、最も印象的だった人の一人です。
まさに弱み上等!
解き放たれたあと、力強かったです。まさに別人です。
こちらもいずれエピソードとして、披露させていただきます。
もう一度言います。
弱み上等!!!
弱みを活かして、いいトコを見つけ、磨き、活かすことができれば、
必ずや仕事をやりたいことに変えることができます。
あなたのいいトコは、あなたの中にあります。
私と一緒にいいトコ探しの旅に行きませんか?
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