後続によって意味が変わる英語の表現 ~動詞 + 不定詞 or 動名詞~ 執筆:月長石子
こんにちは。
カーシーひろ 改め 月長 石子(つきなが せきこ)です。
この度、星読み人として改名いたしましたが、こちらのブログでは、変わらず、
知っておくと有用かもしれない英語の表現をご紹介していきたいと思います。
併せて、星についてのメモも添えていければと考えております。
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。
今回の英語表現は、後ろに続くものが、不定詞(to ~)でも、動名詞(~ing)でも、
ほとんど意味が変わらないと覚えるのも楽なのですが、そうはいかない動詞について書いていきます。
✿✿✿ forget ✿✿✿
まず、忘れるという意味を持つ「forget」についてです。
不定詞が続く「forget to~」は、時間的に未来の行為について表現するときに用い、対して、
動名詞が続く「forget ~ing」は、時間的に過去の経験について語るときに使います。
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I forgot to lock the door.(ドアに鍵をかけることを忘れた。)
→ ドアに鍵をかけることを忘れてしまい、 ドアの鍵はかかっていません。
I forgot locking the door.(ドアに鍵をかけたことを忘れた。)
→ ドアに鍵をかけた行為自体をかけた本人が忘れているけれど、 ドアの鍵はかかっています。
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「forget to~」は「〜することを忘れる」、「forget ~ing」は「〜したことを忘れる」という
違いがあるということです。
✿✿✿ remember ✿✿✿
次に、「覚える」という意味の「remember」です。
不定詞が後に来る「remember to~」は、「~することを覚えている」と、
これからの行動やまだ起こっていないことを忘れずに覚えていることを表します。
一方、動名詞が後に来る「remember ~ing」は、「~したことを覚えている」と、
過去にとった行動、すでに起こっていることを覚えているという意味になります。
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He remembers to walk his dog.(彼は犬を散歩に連れていくことを覚えている。)
→ これから犬の散歩にいかないといけないことを覚えているが、 まだ連れていっていない。
He remembers walking his dog.(彼は犬を散歩に連れていったことを覚えている。)
→ 犬はもう散歩に連れていき、 その行動自体を覚えている。
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尚、「単語を覚える」というときには、「暗記する」という意味を持つ「memorize」や、
学ぶという意味がある「learn」を使うことが一般的です。
このように、後ろに不定詞がくるか、動名詞がくるかで意味が変わってくる動詞では、
「to ~」と「~ing」の置き換えは不可です。
これはこういうルールなので、ただ暗記するだけではなく、仕組みも覚えていくと良いと思います。
✿✿✿ stop ✿✿✿
そして、似ているようで違うものが、「stop」です。
「stop」の基本的な意味は、「動いているものを止める」で、自動詞と他動詞としての用法があります。
✳自動詞は、後ろに目的語を必要としない動詞で、他動詞は、後ろに目的語を必要とする動詞です✳
「立ち止まる」という意味の自動詞の「stop」では、後に「stop to ~」と続きますが、
これは「~するために」という副詞(不定詞の副詞的用法)であり、目的語ではありません。
I stopped to drink water.(水を飲むために立ち止まった。)
副詞
✳副詞は名詞以外を修飾して程度や様子などの説明し、不定詞の副詞的用法とは動詞の前に「to」を置き副詞として使うことです✳
副詞は、「場や動きを加えること」や「方向性」というニュアンスを含んでいます。
この例文は、「飲む」という動作に向かっている状態を表しています。
一方、「止める」を意味する他動詞の「stop」では、後に「stop ~ing」と、動名詞が目的語として続きます。
I stopped drinking water.(水を飲むことを止めた。)
目的語
✳目的語は、動詞の目的となる言葉(動詞の表わす動作や作用の対象を示す言葉)です✳
動名詞は、基本的に「現在進行中の動作」を表します。
この例文では、「止める」の対象が、「水を飲む」という進行中の動作になります。
このように、「stop」の場合には、上記で挙げた「forget」や「remember」とは異なり、
「後に続くものが不定詞か動名詞かで意味合いが違ってくる」というわけではありません。
「自動詞のstop」と「他動詞のstop」だから、もともとの意味が違うということを認識していると、
状況や会話の内容を理解しやすいと思います。
★★★ 星読みメモ ★★★
星占いには興味がない、信じないという人でも、殆どの方はご自分の星座はご存知です。
この誰もが知っている星座は「太陽星座」と呼ばれるもので、自分が生まれた瞬間に、
どの星座に太陽が位置していたかで決まっているものです。
太陽と同じように、月やその他の太陽系惑星もどこかの星座に位置していて、
その要素によって、様々な運勢や性質が決まってきます。
(例えば私は、太陽星座は水瓶座ですが、月星座が蠍座で、水星星座が水瓶座で、金星星座が魚座で…と
これが冥王星星座まであります。)
また、生まれた瞬間の惑星同士のつながりや、自分に深い縁がある惑星によっても運勢は変わってくるし、
月相といって、生まれた瞬間の月の見え方からもいろいろな要素が絡んできます。
雑誌やテレビで見る占いが自分に当てはまらないことが多々あるのは、太陽星座でしか見ていないからです。
人類が12種類のパターンにしか分けられないってことはありません。
そんなに単純ではなく、とても奥が深くて、神秘的なものです。
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場所は、「経緯度」と表示されているところをクリックし、出生地を選択します。)
天体の配置を知るだけでも、面白いですよ。
尚、生まれた時間が不明の場合、月星座がずれてくることがあります。
月長石子のブログはこちら ⇒ 星を知り、魂のままに生きる
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