惑星の英語名称の由来 執筆:月長石子
こんにちは。 星読み人の月長 石子(つきなが せきこ)です。
これから国際結婚や海外進出をされる方、また、日本在住の外国籍の方々と
触れ合う機会が多くなる方などに、知っておくと有用かもしれない英語の表現等をご紹介します。
併せて、星読みについてもお伝えいたします。
以前、英語での惑星の覚え方をご紹介しましたが(英語で語呂合わせ ~空を見上げて~)、
今回は、その惑星の名称の由来や星読みでの意味に触れさせていただきたいと思います。
✿✿✿ Mercury/水星 ✿✿✿
ローマ神話の伝令や使者の神である「Mercurius/メルクリウス」が語源とされています。
水星の進行が速く、地球からは常に行ったり来たりしているように見えるため、
機敏に動くこの神に由来しているのです。
星読みでは、水星は知性とコミュニケーションを意味します。
✿✿✿ Venus/金星 ✿✿✿
ローマ神話の愛と美の女神である「Venus/ウェヌス」が語源とされています。
地球からは太陽と月を除き、目視できる中で金星が一番輝いているので、美の象徴と言われる
この女神から名付けられたと言われています。
星読みでは、金星は愛や調和を意味します。
✿✿✿ Earth/地球 ✿✿✿
語源は、古典英語の「eorthe/エルト」(大地の意味)とされ、神話に由来していません。
ローマ神話では、大地の女神は「Terra/テラ」または「Tellus/テルース」です。
星読みでは、地球は個人が生まれてきた意味、存在している理由を表します。
✿✿✿ Mars/火星 ✿✿✿
ローマ神話の戦いの神である「Mars/マルス」が由来とされています。
火星の地表は、酸化鉄の為に赤い色をしていて、それが戦火や血を思い起こさせたため、
この神から命名されたと言われています。
星読みでは、火星には自分の個性や才能や内に秘めた思いを発揮する役割があると考えられています。
✿✿✿ Jupiter/木星 ✿✿✿
ローマ神話の全能の神である「Jupiter/ユピテル」が語源とされています。
太陽系で一番大きな惑星なので、この神にちなんで名づけられたそうです。
星読みでは、個々が持っている知識や富を拡大し発展させ、多くの人に恩恵を与える働きが
木星にはあるとされています。
✿✿✿ Saturn/土星 ✿✿✿
ローマ神話の農耕の神である「Sāturnus/サートゥルヌス」が由来とされています。
土星の表面は、熟れた麦のような色をしていてるため、この神が語源となっています。
星読みでは、土星はルールや秩序を保つことにより、自分らしく生きることができるよう
サポートしてくれる存在と考えられています。
✿✿✿ Uranus/天王星 ✿✿✿
ローマ神話の天空の神である「Uranus/ウラヌス」が語源とされています。
天王星の青さが天空を連想させること、また、この神はとても大きかったことから、
太陽系で三番目に大きいこの惑星の由来になったそうです。
星読みでは、天王星は時代の転換期にあらゆる概念を書き換え、変革を生み出すと言われています。
✿✿✿ Neptune/海王星 ✿✿✿
ローマ神話の海の神である「Neptunus/ネプトゥヌス」が語源とされています。
海王星は、海のように青いことから、この神にちなんで名付けられました。
星読みでは、癒し、神秘さ、精神的な世界など、目に見えないものとつながる力を与えてくれると
考えられています。
✿✿✿ Pluto/冥王星 ✿✿✿
ローマ神話の冥府の神である「Pluto/プルートー」が由来とされています。
冥王星は太陽から遠く離れているので暗闇そのものだと考えられ、この神が適当と思われたそうです。
尚、冥王星は準惑星(dwarf planet)に降格されてしまいましたが、星読みでは今も重要視されていて、
破壊と再生を表し、物事を変化させ、社会や個人に様々な影響を与えると考えられています。
★★★ 星読みメモ ★★★
水星、金星、火星に太陽と月を加えた5つが「個人天体」、木星と土星は「社会天体」と言われてます。
太陽、月、水星、金星で作り上げた自分を火星が社会へ押し出そうとし、
木星や土星も協力してくれるイメージです。
一方、天王星、海王星、冥王星の3つは、トランスサタニアンと呼ばれています。
土星(サタニアン)の向こう側(トランス)にあるこれらの天体は、個や社会を飛び越え、
時代とつながっていきます。
個人でも社会でも不可抗力の、宇宙の絶対的エネルギーなのです。
月長石子のブログはこちら ⇒ 星を知り、魂のままに生きる
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