カウンセラーが売上安定のためにやるべきこと 執筆:矢場田 勲
カウンセラー起業して
売上を安定させるために
必要なこととは何でしょうか?
集客がある程度できてきているにもかかわらず、
売上が全然安定しない方がいます。
こういった場合、
真っ先に考えることと言えば・・・
《コース制》
です。
私、ヤバタの場合は、
5回のコース制を起業当初から
クライアントに提供していました。
10年以上前、
私がカウンセラー起業した時は、
コース制をしていた人は
ほとんどいなかったと思います。
従来のカウンセリングのやり方は、
1回いくら、
という価格を示していました。
これまでの常識として、
クライアントがカウンセリングを受けたいときに
自由に受けに来て、
去りたいときに
自由に去っていく。
こういったスタイルが主流でした。
病院で働くカウンセラー、
学校のスクールカウンセラー、
企業に所属しているカウンセラーは、
1回ずつのカウンセリングで全く問題ありません。
でも、
個人で起業するカウンセラーは
これと同じことをしていては、
売り上げは安定しないのです。
コース制に慣れてない方は、
最初 戸惑いがあることでしょう。
戸惑いだけならまだしも
クライアントさんに不利益なのではないかと、
疑念が湧く方もいるかもしれません。
実際に私の生徒さんにも
「私はクライアントのことを第一に考えて
コース制はやりません」
といっていた方がおられました。
こういう時は、必ず
《クライアントさんの立場に立って
物事を考える》ことが大切です。
クライアントさんの立場に立つと
従来のやり方とコース制と言うのは
どちらが良いのでしょうか?
「いつでもカウンセリングに来てもいいし
いつ終わってもいい」
というのは一見利便性が良いようにも感じます。
10代半ばから20代前半まで
私はカウンセリングを受ける立場だったのですが、
その時に思ったことがあります。
その時は、
1回ずつ好きな時にカウンセリングを受けるというもの
ばかりでした。
「だいたい何回くらいカウンセリングを受けたらいいんだろう?」
「カウンセリングで一体何をするんだろう?」
「次回来たら、どんなことをしてくれるんだろう?」
「いつ終了したらいいんだろう?」
こういった疑問が常に湧いていました。
なので
思い切って
カウンセラーさんに聞いてみたことがあります。
でも
「その時に話したいことを自由に話したらいいんだよ」
と
優しく言ってはくれるのですが、
全く疑問は解消されないままでした。
結局、不安を抱えたまま
ずるずると惰性でカウンセリングを受けてしまって
2年ほど、なんとなく受けてしまっていたことがありました。
次にやることとかがわからず、
一体どこに向かっているんだろう?
とわからないままでした。
かといって、
辞めるのも不安だったのです。
逆にちゃんと回数が決まっていて
何をやるのか、
そして終わりはどこなのか、
というのが決まっているとどうでしょうか?
クライアントにとっては
明確に目標が決まり、
目標に向かって進めますし、
終わりも明確です。
カウンセリングという商品が
とてもわかりやすいんですね。
この《わかりやすさ》
というのが非常に大事です。
人は、なんだか
訳の分からないものには、
お金を支払いたくないですからね。
今までカウンセリングが
いまいち普及していなかったのは、
カウンセリングって一体何をやるんだろう?
っ謎の部分が大きかったことが大きな要因です。
カウンセリングを受ける
ベネフィットが一切伝わってこなかったんですね。
精神科に通っていて、
「カウンセリングを受けなさい」
と言われたので、仕方なく受けていたっていう状態でした。
いかがでしたでしょうか。
コース制というのは、
起業するカウンセラーにとっても
クライアントにとっても、
双方がやりやすいシステムなのです。
さらには結果が出やすいので、
お客様の声も集まりやすくなり、
断然売り上げは安定します。
ぜひチャレンジしていきましょう。
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