12星座と身体の関係 執筆:月長石子
こんにちは。
星読み人の月長 石子(つきなが せきこ)です。
12星座は様々なことを表していますが、そのひとつとして、身体の部位も示しています。
古代には「上なるものは下なるものと等しい」という考え方があり、占星術においても天で起こることは地上でも起こる、ならば人間の身体にも12星座が存在するという概念があるのです。
興味深い照応ですので、対応部位や特徴などを簡単にご紹介していきます。
✿✿✿ 牡羊座 : 頭、脳、顔、目など ✿✿✿
頭がよく働くので、直感が鋭いと言われる。
目の疲れが頭痛につながりやすい。
本能的に感情が出たり、行動を起こしたりするために、待たされたり、遅れたりすると、いらいらして頭に血がのぼり、病になってしまうことがある。
✿✿✿ 牡牛座 : 首、食道、耳鼻咽喉、声帯など ✿✿✿
首がしっかりしていて、全体的に安定している。
適切な食物を摂り、きちんと栄養にする。
休むつもりで黙っていると不調になり、話したり歌ったり、声を出している方がストレス解消になるが、敏感なので、少しの環境変化で鼻や喉を痛めやすい。
✿✿✿ 双子座 : 肺、肩、腕、手など ✿✿✿
コミュニケーション能力に優れ、素早く会話を繰り広げていくのに、肺を大いに活用している。
会話の最中、無意識のうちに両腕を動かし、相手にとって印象が強くなる。
手先が器用で繊細な作業をこなすことで、情報を処理し共有しようと常に全力で回転する脳を休めている。
✿✿✿ 蟹座 : 胸、胃、肝臓、消化管など ✿✿✿
感受性が豊かで、母性を象徴している。
感情に支配されやすく、他者を思い過ぎたり、自分の思いを出せなかったりするとストレスになり、胸痛や胃痛などにつながることがある。
ストレスがたまると、暴飲暴食をしてしまう傾向がある。
✿✿✿ 獅子座 : 心臓、血管、脊髄、背中など ✿✿✿
自分を中心に外側に出していくところが、血液を送り出す心臓に通じている。
頭で考えてばかりで、自己表現できないときに大きなストレスを感じ、心臓の不調につながる恐れがある。
仕事に集中したり、率先して重いものを運んだり、という傾向もあって、背中を痛めるやすい。
✿✿✿ 乙女座 : 大腸、小腸、膵臓、脾臓など ✿✿✿
細かいところまで分析し作業する性質が、腸と呼応している。
きれい好きで医療分野にも興味があるので、体調管理には気を配り、大きく健康を崩すことは少ない。
完璧主義で、過剰に神経質になったり、薬に頼ったりする傾向もある。
✿✿✿ 天秤座 : 腰、骨盤、腎臓など ✿✿✿
バランスを重視するところが、身体の均整に重要な腰や骨盤と通ずる。
腎臓の濾過機能や、血糖値、水分のバランスも調節していて、健康や美しさに関わっている。
深呼吸をすると、全身の血行が良くなり身体全体の状態が調和が取れる。
✿✿✿ 蠍座 : 腰椎、直腸、膀胱、鼻など ✿✿✿
物事を深く追及していく中で意外に腰に負担がかかり、腰椎やその内部を痛めてしまい、慢性的な病気として表れることがある。
外からくるものを取り込み、不要なものを放出する性質が似ている。
普段は嗅覚神経はあまり意識しないが、香りと深いところにある記憶が結びつき、思いがけず自分の内面が見えてきて、洞察力が高まる可能性がある。
✿✿✿ 射手座 : 肝臓、大腿部、座骨など ✿✿✿
大腿部を生き生きと動かし元気に闊歩する様子が、行動力があり、外に飛び出していくイメージにつながる。
姿勢や歩き方によっては腰や足に負担をかけ、座骨神経症を発症する恐れがある。
頭も体も使って熱中したことに時間を忘れて取り組み、心身共に疲れていてもその実感がないあたりが、異常があってもあまり症状が出ない肝臓と呼応する。
✿✿✿ 山羊座 : 膝、関節、骨格、皮膚など ✿✿✿
地道で堅実なイメージや現状を維持する力が、見えないところもあるけど身体の全体的な構成に関わっているところと重なる。
責任感が強く、何時間も同じ体制で業務をこなし、結果として関節や骨が疲れてしまう。
疲れたりストレスが溜まったりすると、皮膚や歯に影響が出ることもある。
✿✿✿ 水瓶座 : 下腿部、血管、神経組織など ✿✿✿
身体を動かすより、頭や目を使って考えたり情報収集したりということに過集中してしまい、血液の流れが滞って膝下が浮腫みやすくなる。
意外に神経質で繊細で打たれ弱い面があり、でも悩みを相談するタイプでもないのでストレスをため込んでしまい、自律神経が乱れる傾向もある。
足首を回して柔らかくしておくと、負のエネルギーが排出され、精神的に整いやすくなる。
✿✿✿ 魚座 : 足全体、リンパ液、粘液など ✿✿✿
境界線を溶かし全てを受け入れる特徴が、身体全体の疲れがおりてくる足の裏に合っている。
アルコールや薬を摂ることにあまり抵抗がなく、毒素もリンパにたまりやすい。
冷え性の傾向があり、免疫力が落ちることもある。
人体の上部から、牡羊座より順番に対応しているので、覚えやすいと思います。
大まかに、12星座の前半6星座で上半身、後半6星座で下半身に関連している感じです。
人によって様々な症状が出るので、体調が星座だけに関係するわけではありませんが、思い当たるところがある場合はその部位に配慮する等、健康管理のご参考になれば幸いです。
★★★ 星読みメモ ★★★
6月の主な星の動きは、18日に水星、23日に海王星が逆行開始、25日に金星が逆行終了、30日にともに逆行中の木星と冥王星が山羊座でコンジャンクションといったことが挙げられます。
水星の逆行ということで、情報やコミュニケーションに混乱が生じたり、計画が予定通り進まなかったり、大きなことではなくても誤解やミスががいつもより起こりやすく、停滞気味ということもあるかもしれません。
また、木星と冥王星のコンジャンクションにより、新たな社会的意識や価値観の広まりを実感する機会も多くなると思います。
そしてこのコンジャンクションには海王星も調和的に関係してくるので、漠然としたものが形になってきたり、奉仕的な世の中に変わっていったりということもありそうです。
ホロスコープを見ると、木星(♃)と冥王星(♇)が山羊座の24度10分で重なっていることがおわかりいただけると思います。
何故これに海王星(♆)が調和的に関係してくるかというと、アスペクトと呼ばれる天体同士が作る特定の角度が影響を及ぼし合っているからです。
アスペクトについては、次の機会にご説明できればと思います。
月長石子のブログはこちら ⇒ 星を知り、魂のままに生きる
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