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アフターコロナの資産運用の知識 執筆:川淵 ゆかり

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新型コロナによる金融緩和で世界的に金利が下がっています。この時期の資産運用について考えてみましょう。

 

金融緩和で世界的に金利が低下

日本国内ですと、2016年からマイナス金利を導入していますし、銀行への悪影響からこれ以上のマイナス金利の深掘りはまず考えられません。

日本だけで考えるとこれ以上の金利の低下はないでしょう。

ですが、新型コロナの影響で、世界各国が景気悪化の対応として金利を下げています。

 

アメリカでは、2020年3月15日にFFレートを1.0%引き下げ、事実上のゼロ金利政策となりました。

アメリカの中央銀行にあたるFRBは、このゼロ金利政策を2022年まで継続することを示しています。(2020年6月現在)

 

ゼロ金利、マイナス金利で資産運用は難解になっていく。

 

金利が下がってくると、資産運用や管理も難しくなってきます。

現に、マイナス金利となっている日本で、「簡単に、ほったらかしで資産を増やそう。」と思っても、かなり難しいものです。

 

わかりやすいのが、学資保険です。

お子さんが誕生して、18年間、毎月コツコツと積み立てていってもほとんど増えることはなく、将来は奨学金や教育ローンに頼るしかない資金設計になっていないでしょうか?

 

金融機関の営業担当から良い金利の金融商品を提示されても難解だったりハイリスクだったりします。

商品についてよくわからないまま、高い金利に惑わされて契約してしまい、結局は「元本割れ」してしまったという経験をお持ちの方のお話をよく聞きます。

 

特に、仕事や育児で忙しい方などは資産運用に時間を割けない方はお困りではないでしょうか。

 

 

金利低下時は固定金利での資産運用がおススメ

 

金利が下がってきた時は、「固定金利」の商品を探すのがベストです。

商品の金利がまだ下がらない、高いうちに契約することで、その約束された金利で満期まで運用するのです。

 

仕組みは簡単ですが、この固定金利の商品を個人で探すのはなかなか大変です。

日本の中では、見つかりません。

 

ですが、世界に目を転じて、世界中の金融機関の商品なら話は別です。

先ほどの学資保険ひとつを取っても、マイナス金利の日本国内の保険会社ではほとんど増やせませんが、海外の学資保険はまだまだ金利が高いです。

 

お子さんの教育資金や老後資金など、安定した運用でなければいけません。

リスクのある商品でヒヤヒヤしながら増やしていくものではないのです。

 

まだ、金利の高いうちに世界の固定金利商品を経験してみませんか?

 

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82 川淵 ゆかり

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