本を読むのが速くなり、売上にもつながる方法 執筆:矢場田 勲
「本を読むのが速いですね!」
と驚かれることがあります。
え?そうですか?
と反射的に答えてしまうのですが、
自分では特別速いとは思っていないです。
驚いた方に
「普段どういうふうに本を読んでいるんですか?」
と尋ねると、
次のような読み方をしている方が多いです。
《小説の読み方とビジネス書の読み方が一緒》
楽しむために小説を読むときと同じように
ビジネス書も読んでいるのです。
要は、
本の最初から最後まで
順番に読んでいくということです。
小説とビジネス書では、
読む目的が違います。
小説は、
次はどんな展開になるのかドキドキしながら、
その世界観にどっぷり浸りながら
ページをめくっていきます。
自分が楽しむのが目的です。
一方ビジネス書は、
知識を得た後、何らかの形で
自分のお客様に喜んでもらうのが目的です。
「あ~、面白かった」「いいことを知った」で
本を閉じてしまったら、
ビジネス書に関しては何の意味もありません。
より素早く知識を得て、
お客様に喜んでもらえるようにするためには、
なにも考えずに本を読み始めてはいけないのです。
本を読む前に、
もっと言えば、本を選ぶ前に、
本を読む目的を具体的に決めておくことです。
10年以上前の私の事例を紹介します。
カウンセラーとして、
今まで扱ったことがない
強迫性障害の症例を扱うこととなりました。
予約当日までには1週間猶予があります。
そこで、強迫性障害の本を5冊ほど購入しました。
本を読む目的は、
初回カウンセリングで、
クライアントの信頼を得て、
コースに申し込んでもらえるようにすること、
としました。
目的を達成するためには、
もう少し具体的に絞った方が
より本が読みやすくなります。
・5冊の本に共通する症状の原因はなにか?
・共通する改善方法はなにか?
このように本を読む目的を明確にすると
読むのが格段に速くなります。
目次を見て、目的の情報だけを拾うことができるようになります。
それ以外のものは
特に読まないか、ザックリと斜め読みするくらいです。
こういった読み方をすると、
1冊30分くらいで読むことが可能になります。
「全部読まないなんて
もったいなくないですか?」
と思われるかもしれませんが、
どうせ全部読んだとしても
私はすぐに忘れてしまいます。(^_^;
それよりも、
すぐにアウトプットして、
目の前のお客様に喜んでもらえるほうが
よほど役に立つと考えます。
実際の初回カウンセリングでは、
症状を抱える原因を図式で示したので
とても納得してもらいました。
そのあと、改善プロセスを提示したところ、
見事にコースに申し込んでもらえたのです。
自分のこれまでのリソースは使うのですが、
それだけでは足りないときも出てきます。
その時に
目的をしっかり決めてから
本を読むと、
今の自分にとって必要な知識だけを
拾い集めることができるのです。
こうすることで
短期間でレベルアップすることができますし、
何よりお客様に喜んでもらえるようになるのです。
優れた学びとは?
インプットの中に
アウトプットの種がすでにある
ということなんですね。
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