怖がられる「火星」の本当の力 執筆:月長石子
こんにちは。
星読み人の月長 石子(つきなが せきこ)です。
最近の夜空では、少し小さくなってしまったとは言え、火星がまだまだ存在感を見せていますね。
木星や土星も仲良く並んで輝いているところが見られます。
そして、明け方には金星も昇ってきますし、星空を見上げると、いつにも増してワクワクします。
せっかく火星が地球に接近して注目を浴びている時期なので、今回は火星について、少し詳しくお伝えしていきたいと思います。
✿✿✿ 火星の怖さと頼もしさ ✿✿✿
火星は色が赤いことから、古代には「戦い」や「怒り」などを象徴し、災いをもたらす不吉な星と恐れられていました。
名称がローマ神話の軍神(マールス、マルス、マースなどと呼ばれる)に由来していたり、中国では怪しい光を放つ星と見られていたり、割と敬遠されていたようです。
攻撃性や闘争本能も意味しているので、現在でも、トラブルや事故の原因となってしまうような、激しくて扱いが難しい星と見られてしまうこともありますが、情熱や勇気を表してもいて、自分の人生を切り開いていくための強いエネルギーを持つ天体です。
目標や方向性を定めたら、それを社会に押し出し、困難や試練を乗り越えつつ、全力を出して実現していこうとする感じです。
また、火星は「好き嫌い」がはっきりしていて、これによって、行動力や決断力が培われたり、他者に自分の意志を伝えたりすることができます。
「これだけは譲れない」という強いエネルギーで、意欲をあげることにもつながります。
火星が機能していないと、逆らえず流されてしまったり、やりたくないことを嫌々やらされてしまったりということもありうるので、怖いようで、頼りになる星なのです。
また、意味もなくイライラしたり、小さなことで激怒してしまったときなどは、「あー、火星が暴走しているなー」くらいに思うと、自制心が保てるかもしれません。
★★★ 2020年11月の主な星の動き ★★★
11月は、複数の星が逆行を終了します。
4日が水星、14日が火星が順行に戻るので、徐々に落ち着きを取り戻していくでしょう。
29日には海王星も約5ヵ月ぶりに順行になり、霧が晴れていくような、解放感を味わうような、そんな時期になりそうです。
今年に入ってから、これまでの常識や生活様式、仕事の取り組み方など、様々なことが大きく変わってきましたが、それはもう元通りに戻ることはないと思います。
新しい時代と自分の感情の両方にぴったりの生き方を整えて、年末のグレート・コンジャンクションを迎えましょう。
✳ グレート・コンジャンクションとは ✳
ホロスコープ上で、木星と土星が同じ位置で重なることを、グレートコンジャンクションと呼び、約20年に1度、発生します。
それが、今年の12月22日に、水瓶座に入ったばかりの位置で起こります。
その後は、水瓶座の特色である「自由さ、平等さ」が濃くなり、「情報や理性」を重視する「風の時代」に突入すると言われています。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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