風の時代の始まり 執筆:月長石子
こんにちは。
星読み人の月長 石子（つきなが せきこ）です。
今回も、グレートコンジャンクションと風の時代の話題です。
食傷気味なら申し訳ありません…。
12月22日に日付が変わって間もなく、風のエレメントの水瓶座で、地球上から見て木星と土星が誤差なく重なりました。
グレコン（と略させていただきます）自体は、20年に１回起こる現象で、言ってしまえば、それほど珍しくはありません。
ただ今回は、これまで「地の星座」で発生していたグレコンが「風の星座」で起き、風の時代が始まりました。
グレコンが起こる星座のエレメントは約200年の周期で変わるので、今回このグレコンに立ち会えた （という表現が適切かわかりませんが…）ことは、一生に一度のとても貴重な経験だと思います。
ということで、前回の、地の時代から風の時代に移行した頃、また、水や火のエレメントの星座でグレコンが起き、時代が切り替わった頃に現実に何が起きていたか、そして、今回の風の時代はどのようになってくるのかということを書いてみたいと思います。
グレートコンジャンクションと風の時代についてはこちらから ⇒ グレートコンジャンクションとか風の時代とかって、結局何？
エレメントについてはこちらから ⇒ 12星座の３つの区分から見えてくる自分の本質とは
✿✿✿ 地の時代から風の時代へ（1186年頃） ✿✿✿
前回の地の時代から風の時代への移行は、1186年頃だったようです。
日本では、平安時代から鎌倉時代へ移り変わった頃です。
貴族の世界が終わり、武士が政治を司るようになり、それまでのしきたりや生活様式など、様々なことが一変したと想像できます。
更に、庶民にはあまり知られていなかった宗教が広まったり、今でも有名な、質が高い物語や随筆が残されたりしていて、風が象徴する情報や伝達の特色がが強く出ていると思います。
また、世界的には、1200年代にオスマン帝国やモンゴル帝国が建立されています。
オスマン帝国は、イスラム教徒が支配していましたが、他の民族やキリスト教徒、ユダヤ教徒も受け入れ、バラエティ豊かな社会を築いたことが、国が長く続いた一因だと考えられています。
古くなった常識や個々の背景などにとらわれず、公平で「個」を重視しているところなどが、風っぽいと思います。
モンゴル帝国では、遊牧民が固定の家を持たず、馬で移動しながら生活していました。
そして、シルクロードが交易路として栄え、商人や旅行者が安全に往来できるようになりましたが、これもフットワーク軽く行動し、東西の国の間でコミュニケーションを図る風の特徴だなぁと思います。
✿✿✿ その他の時代の切り替わり ✿✿✿
他のエレメントも見てみますと、1603年頃に、「水の時代」が「火の時代」に切り替わっています。
ちょうど江戸時代が始まったときです。
そして次の「火の時代」が「水の時代」に変わったのは、1802年頃です。
江戸幕府も200年続き、どうにか安定させたかったでしょうが、経済問題や飢饉、自然災害などに苦しめられ、1800年半ばには、明治時代に移り、武士の時代は終わります。
このように、エレメントが変わるときには、全てを覆すような大きな変化が起きたり、新たなことが始まったりすることとリンクしています。
✿✿✿ 地の時代から風の時代へ（2020年末） ✿✿✿
そして、800年以上を経て（と考えると感慨深いですね）、今回また風の時代が巡ってきました。
前々から触れていますが、「地のエレメント」は、目に見えるものや物質、金銭、権威、名誉を大切にし、社会的な評価を重んじています。
対して「風のエレメント」は、改革、情報、知性、デジタル、オリジナリティやコミュニケーションなどを重視しています。
堅実な企業や集団に所属し、安定を目標にするという地の時代の考えは、自分の特技や好きなことを生かし、独立したりフリーランスで働いたり、いう風の時代の発想にシフトされていくと思います。
そして、電子マネーやテレワークなどが、これからの主流になっていくのかもしれません。
また、個性を重視する風の時代を迎え、周りや世間に合わせたり、集団と一体化していれば心地良かったという時代は終わるでしょう。
周りとの調和を重んじながらも、自分で考えて自分で行動するということが大切だし、自分の個性を発揮するために、自分と対話し、自分が何をしたいのかを見つめ直すことも必要になってきます。
そうやって、集団の中でも自分を輝かせ、生き生きと進んでいきましょうね。
それから、風と言えば、情報や伝達です。
ただ、情報過多とも言われるこの時代、嘘や偽の情報もありますし、全てを取り入れようとすると、惑わされたり、振り回されたりしてしまいます。
自分が何をしたいのか、何を信じているのか、自分軸をしっかり保って、頭だけでなく、心や感覚にフィットするような情報を見極めてくださいね。
この大きな時代の変化に立ち会えたことに感謝し、楽しんでいきましょう♡
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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月長石子
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