マユ毛が9割 執筆:矢場田 勲
こんにちは、矢場田です。
1ヶ月ほど前、
インナーフォースという矢場田が主催する講座について
スタッフと打ち合わせしていました。
インナーフォースは
内向型の人が心地よく過ごせるホームポジションを確立させて、
本来持っている能力を
最大限に発揮していけるようになる講座です。
その講座の中で、
自分の新しい生き方を称して
ネーミング(タイトル)をつけるという回があります。
「ネーミングって”意外”と重要なんですね~」
打ち合わせ中にスタッフがぽつりと一言。
「意外じゃねぇ」
「めちゃくちゃ重要や!」
と、つい私の語気が荒くなってしまいました。
それでもキョトンとした表情のスタッフ。
詳しく説明しないといけないと
強く感じた一幕でした。
私としたらネーミングが重要なことなんて
当たり前すぎて
説明するまでもないと思い込んでいたのです。
この温度差にガクゼンとしました。
それと同時に、この温度差は
別の側面から見るとビジネスチャンスと捉えることができます。
ある人にとっては
重要だということが無意識レベルですり込まれていて、
もはや当たり前の存在になっている。
でも、ある人は
重要性に全く気づいていないので、意識することがない。
どっちも無意識レベルなんですよね。
これって
重要だと身にしみている人たちだけで話し合っていたら
ビジネスチャンスに絶対気づかないわけです。
「なんでこの重要性がわからないんだろう」
ということを見つけたら、
間違いなくそこにはビジネスチャンスがあるということ。
素通りしてしまうのは、もったいない。
なにがピンとこないのか?
もしネーミングがない世界だったらどうなるか?
どういう順番で伝えたら、重要性に気づいてもらえるか?
スタッフとネーミングについて密に話しこみました。
そしてインナーフォース当日、
受講生にネーミングの重要性がちゃんと伝わったようで
ほっとしました。
ところで、
こういった講座のときだけ、
ネーミングを考えてもなかなかレベルアップしません。
日常的に考えるクセ付けはしたいものです。
例えば、コンビニで商品を手に取ったときに、
「新しいネーミングをつけるとしたら?」
と問いかけて案を出してみるのもいいでしょう。
これを書いていて思い出しました。
先日、
私がコンビニに行こうと思ったとき、
妻が「私も行く」「でも化粧してないねん」
そして、
「マユ毛だけ書いたらなんとかなるから、ちょっと待って」と妻。
すかさず私が
「マユ毛が9割、やな」と言いました。
「伝え方が9割」という本がありますが
そこからもらいました。
いきなりスゴイネーミングがでなくても大丈夫です。
日頃から何かにつけてネーミングをつけるクセをつけておくだけで
新しい自分を発見できたり
マーケティングセンスを磨くことは可能です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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