ガチガチ完璧主義より｢ゆるサク完成主義｣で行こう！ 執筆:矢場田 勲

 

 

 

｢起業したいけど

どうしても完璧主義から抜け出せません、、、｣

 

 

こんにちは、

安心安定カウンセラー起業の

矢場田つとむです。

 

起業講座を運営していたら、

こんなにも完璧主義の人が多いのか、

と毎回驚かされます。

 

｢もっと仕上げてから文章の添削依頼をしたい｣

｢もっと練ってから質問したい｣

｢結果を出してから相談したい｣

 

気持ちはわかります。

 

もちろん、しっかり考える必要はありますが

行動できない自分を

無意識に責めてしまう人が多いのも

事実です。

 

自分責めがあると

ますます身動きが取れなくなります。

 

人生なんてあっという間に過ぎ去ってしまうので、

1年後、3年後、10年後の自分が

大後悔しないようにしたいところです。

 

 

後悔の日々から

幸せを実感できる日々に変えるためにも

 

今回は

ガチガチ完璧主義を卒業して

ゆるサク3割完成主義で行こう！

という考え方をご紹介します。

 

 

 

●完璧主義のワナ

 

起業は、常に新しい挑戦の連続です。

 

その中で「完璧」でなければ

というプレッシャーを感じてしまうのは

当然のこと。

 

ですが、完璧主義は

あなたの成長を阻む要因になることがあります。

 

 

完璧主義は、

「できる」と確信するまで何も始めない傾向があり、

このために

人生において最も貴重な時間を

浪費してしまいます。

 

他にもデメリットがあるので 見ていきましょう。

 

 

 

●完璧主義のデメリット

 

• 確信が持てるまで行動できず、スタートが遅れる
• 人に頼ることが苦手
• 自分だけでなく他人にも完璧を求める
• 細かいことにこだわり、大局を見失う
• 優先順位をつけず、効率が悪くなる
• ゼロか百かの思考で、中途半端が許せない
• 失敗をいつまでも引きずってしまう

 

これらのデメリットは、

起業という挑戦において

大きな壁となる可能性があります。

 

完璧主義は、

細部にこだわりすぎることで

大局を見失いがちです。

 

「こうしなければ！」というこだわりが強いので

不安が尽きず、

今しなくてもいい質問を繰り返したり、

今しなくてもいいことをやり始めたりします。

 

では、どうすればよいのでしょうか？

 

 

 

●完璧主義から脱却し、”3割完成主義”へ

 

「完璧主義」に当てはまりがちな人は、

意識して「3割完成主義」へシフトすることを

オススメします。

 

 

 

●”3割完成主義”とは

 

全てを完璧にするのではなく、

全体の流れを把握しつつ、

最低限必要な部分を整える、

 

要は

3割くらいの出来で仕上げて

デビューするということです。

 

そして、デビューしてから

必要な部分を柔軟にブラッシュアップしていく

という考え方です。

 

では、

完成主義のメリットを見ていきましょう。

 

 

 

●”3割完成主義”のメリット

 

• 素早い行動が可能になる
• 早期にフィードバックを得られる
• 失敗から学び、成長できる
• 視野が広がり、柔軟な対応ができる
• ストレスを軽減し、モチベーションを維持できる

 

起業に必要なこと全般を

素早くやってしまうので、

圧倒的にデビューが早くなります。

 

素早くデビューすると、

フィードバックも早期にもらえます。

 

いち早く改善ポイントが見つかり、

サクッと修正することが可能です。

 

走りながら

どんどん改良していけるようになるのです。

 

 

 

●完璧主義から”3割完成主義”へシフトするための方法

 

• 完璧主義がもたらすデメリットを理解する
• 完璧主義の自分を労う
• 具体的なアクションを起こす

 

デメリットをしっかり意識して、

手放す準備をしましょう。

 

その上で、

完璧主義で今まで頑張ってきた自分を

ちゃんと労ってあげましょう。

 

「よく頑張ったよね〜」

「えらいね〜」

 

その自分がいたからこそ

今の自分が存在するのですから。

 

考え方を変えるには、

潜在意識に安心感を与えることは

とても重要です。

 

そして、

3割完成主義のメリットを意識しつつ

行動してきましょう。

 

行動を起こすときは

次のような考え方を採用するといいでしょう。

 

 

 

●”3割完成主義”を実践するためのヒント

 

• 最初から完璧を目指さない
• とりあえず行動してみる
• ある程度形になったら、周囲にフィードバックを求める
• デビューしてから改善点を修正していく
• あらゆるプロセスを楽しむ

 

私が意識するのは、

らせん階段です。

 

上から見ると、らせん階段は丸い形です。

丸を1周するとデビューできた、とします。

 

とりあえず3割の出来で、丸を1周させます。

 

デビューすると

改善ポイントがいっぱい見つかります。

 

そして、走りながら考えながら、

どんどん改良していきます。

 

そうすると、

もう1周することになります。

 

1周すると、

また同じポイントで悩むことになります。

 

 

完璧主義の人は、

「また同じところで自分は悩んでいる」

と捉えがちです。

 

ですが、

らせん階段を横から見ると、

着実に上へと進んでいるのです。

 

 

 

●丸を上からみるか、横から見るか

 

ここが重要です！

 

完璧主義の人は、

丸を上からしか見ていないのです。

 

”3割完成主義”の人は、

横からも見ているので

ちゃんと成長している自分を見ているのです。

 

 

 

●完璧主義はどこかで力尽きる

 

もう一つ付け加えるなら、

完璧主義の人は、

丸を1周するのにおそろしく時間をかけて

細部にまでこだわるので、

1周した時点で力尽きてしまうことがあります。

 

デビューしたら、

完璧に準備したつもりでも

必ず改善ポイントが山ほど見つかるんです。

 

メンタルが燃え尽きないようにするためにも、

ゆるサク3割完成主義の方が楽です。

 

そのためには

いかに1周目を素早くまわるか

が重要になってきます。

 

完璧主義の人が

100％を目指してやっと1周したときには、

”3割完成主義”の人は、

すでに3周以上しているのです。

 

 

 

●まとめ

 

「3割の出来で完成する」というマインドは、

起業の過程において極めて重要です。

 

完璧を求めずにとりあえず始めることで、

より多くの学びと

成長の機会を得ることができます。

 

ガチガチ完璧主義の罠から抜け出し、

ゆるサク完成主義にシフトして、

あなたの起業が

スムーズに成功へと繋がるようにしましょう。

 

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